ファンタジーなクラシック40

 お久しぶりでございます。

 昨年の冬から春、夏をへて、秋のクラシックをずっと探しておりましたが、見つかりませんで(笑)いっそのこと「四季」のクラシックにしてしまおうと思い立ち、発表のはこびとなりました。
 
 四季全体がテーマとなると、とたんに曲は思い浮かびます。ビバルディの合奏協奏曲「四季」が最も高名でしょうか。チャイコフスキーのピアノ曲にも「四季」があり、またグラズノフのバレエ音楽にも「四季」がありますが、私がご紹介したいのは、日本人の作曲家、わが郷土・北の大地が生んだ大作曲家 伊福部昭の「交響的音画 釧路湿原〜1夏 2秋 3冬 4春」であります。
 
 伊福部先生は映画ゴジラシリーズの音楽担当としても高名です。
 
 これは1995年に釧路湿原がラムサール条約に加盟した記念に作成した、ハイビジョン映像による「釧路湿原讃歌」へのBGMとして書かれたもので、本来は映像と共に鑑賞すべき物ですが、音楽だけでもまたちがった趣があり、よいものです。もっとも私はむかしテレビで放映されたのを観ているので、映像が朧げながらも脳裏に浮かぶので、公平な立場ではないかもしれません。
 
 たゆとうような長い旋律に、アクセントとして打楽器がうまく配置され、雄大な釧路湿原が眼にうかびます。またタンチョウやシマフクロウ、エゾリス等の1つ1つにテーマ旋律がつけられ、それが四季を通じて見事に描かれています。特に3楽章の冬に登場する(4楽章・春の後奏としても演奏されて全曲をしめくくる)アイヌ音楽による舞踊はタンチョウの求愛の舞いのBGMとして書かれ、大自然の威厳を感じます。
 
 惜しむらくは、CDはとっくに売り切れですし、本来は一体であるはずの映像作品が発売されていないことです。
 
 ですが、「釧路市生涯学習センターまなぼっと幣舞ハイビジョン試聴室」で観ることができるようです。地元の方やお近くにおよりの方はぜひお試しください。(地元の魔女・魔法使いはご存じかも)

 またその内容から図書館とかにあるかも、しれません。
 
  
     ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 伊福部 昭 いふくべ あきら(1914−    )
曲名  交響的音画 釧路湿原 1夏 2秋 3冬 4春
マイナー度★★★★
難易度★★
ファンタジー度★★★★
聴かなきゃ損度★★★★

 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です!


ファンタジーなクラシック39

NIREHTYLS   テンシュです。

 寮史編纂委員会、活動終了おつかれさまです。

 毎月楽しみにしてましたよ。

 MVSも2回頂きました。うち1回はソロでした。

 ありがとうございます。よき記念です。
 
 今回は終了記念で、ラスト8月号より、楽しく盛り上がった夏祭りの想いでとして、ひょっとこ仮面も大活躍の盆踊りにちなんだクラシックです。(歌詞も一部採用ありがとうございました)
 
 吹奏楽ファンにはおなじみ、兼田敏の、吹奏楽のための交響的音頭 です。

 いわゆる日本の「盆踊り」のリズムとフレージング、構成を、ラベルの「ボレロ」のような形式に当てはめた意欲作で、吹奏楽界では定番のレパートリーです。

 演奏はそのまんま「盆踊り!」でも良いですし、テンポを速め、旋律を西洋風に処理し、泥臭さを抜いた現代風のものでも面白いです。

 高名な曲ですので大きなCD屋ならば吹奏楽コーナーにCDがあることと存じます。。。。 

 いちどお試しアレ!
  

               ☆∽§∽☆


 DATA

作曲者 兼田 敏 かねだ びん(1935−2002)
曲名  吹奏楽のための交響的音頭
マイナー度★★
難易度★
ファンタジー度★★★
聴かなきゃ損度★★★★


 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です! 

 SERPIENTE !                           


ファンタジーなクラシック38

 夏祭お疲れさまでした。最後の花火はなんといっても某寮監・ひょっとこ仮面殿の踊りッぷりが目にやきついて離れません。
 
 本日は祭の余韻を残す花火に関するクラシックです。 

 ちょうど某有名歌手もそんな歌を歌っています。
 
 わたしの好きな作曲家、ストラヴィンスキー。ファンクラの記念すべき第1弾は彼のバレエ音楽「火の鳥」でした。

 彼のまだ20代の作品にズバリ「花火」があります。それは彼の出世作であり、天才による初めての仕事といっても良いでしょう。管弦楽を駆使した4分ほどの短い作品ですが、一度聴くと忘れることはできません。ただの描写音楽ではなく、幻想曲でもあります。流れる旋律は花火の上がる音であり、周囲のウキウキした雰囲気でもあります。炸裂する大太鼓は花火の音であり、見物人の歓声でもあります。

 花火といえばまずはこの音楽です。


   ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 イゴール・ストラヴィンスキー(1882−1971)
曲名  幻想曲「花火」
マイナー度★★★★
難易度★★
ファンタジー度★★★★★
聴かなきゃ損度★★★★

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ファンタジーなクラシック37

 本州では体温より暑い中、みなさんお疲れさまでございます。北の大地は……低気圧と前線、冷たい高気圧のせいで、わたしの住む地方は大雨洪水注意報、最高気温は22℃です。(道東は15℃だそうです) 
 
 帰省してきた友人が寒い寒いと言ってました。
 
 
 そんな中ではありますが、本日のファンクラは夏のクラシックと参りましょう。
 
 オーストリアの作曲家ヴェーベルンによる、大オーケストラのための牧歌「夏風の中で」です。
                        
 ヴェーベルンは第二次大戦の終わりの年に、米国進駐軍によって誤殺された20世紀前半を代表する作曲家の1人で、12音技法の大家です。12音技法とは調性の概念を放棄した音楽で、ちょっと難しいものです。しかし、この牧歌「夏風の中で」は、ふつうの音楽です。描写音楽というわけではないのですが、夏の風景を詠んだ詩に触発されているといわれています。15分ほどの朗々たる響きが魅力であり、変化に富み、かつ、なんともいえぬすがすがしい味わいがすばらしいです。こんな爽やかな風の中になら、いつまでもその風に吹かれて、ゆっくり読書でもしたくなることでしょう。 
 
 
    ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 アントン・フォン・ヴェーベルン(1883−1945)
曲名  牧歌「夏風の中で」
マイナー度★★★★
難易度★★
ファンタジー度★★★
聴かなきゃ損度★★★

 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です!


ファンタジーなクラシック36

 寮訓アート、すばらしい出来でした。なんかもうプロの仕事のようです。

 寮別の紹介サイトも期待ですね。
                  
 さて映画公開が楽しみな2巻で、クルマが需要なファクターとして登場します。

 本日のファンクラは自動車に登場するクラシックです。
 
 「ラプソディー・イン・ブルー」というジャズとクラシックを融合させた高名な作品があります。その作者のガーシュウィンという方が漫遊と勉強のため、パリを訪れました。ガーシュウィンは音楽の専門教育を受けていなかったため、「ボレロ」で有名だったフランスの作曲家ラヴェルに、管弦楽法の教えと受けようと訪ねたところ、

 「きみはもう充分才能があるし、有名だ。2流のラヴェルになるより、1流のガーシュウィンのままでいた方がいい」

 と断られたという逸話があります。
 
 そのガーシュウィンが、パリでの想い出をつづった作品として「パリのアメリカ人」という音楽を書きました。これはもちろん、自分のことです。
 
 中で、自動車のクラックションが楽器として使われています。これは昔の自動車の、ゴムの部分を握ってパフパフ! と音を出すものです。作曲当時は擬音効果をねらったものでしたが、いまでは楽器としてクラクションがあります。
 
 曲は軽快な前半とゆっくりとした後半からなり、冒頭よりクラクションがパパパ、プププと小気味よく鳴ります。パリを行く自動車の模様です。
 
 アメリカンなジャジーな雰囲気の中にもパリのしっとりとした感覚がマッチされ、たいへんにお洒落で軽妙な音楽にしあがっています。誰もが楽しめる1曲です。
  

   ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 ジョージ・ガーシュウィン(1898−1937)
曲名  パリのアメリカ人
マイナー度★★
難易度★
ファンタジー度★★
聴かなきゃ損度★★★★

 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です!


ファンタジーなクラシック35

 台風の影響で雨がたくさん降りましたが、みなさまのところは大丈夫だったでしょうか。


 本日は雨に関するクラシックです。

 日本人の高名な作曲家に武満徹さんという人がいます。もう亡くなってしまいましたが、その作品は海外でもたいへんに評価の高いものです。
 
 武満の作品の「水」のシリーズのさらに「雨」のシリーズより、今日は3人の打楽器奏者のために書かれた「雨の樹」をご紹介します。
 
 通常は鍵盤打楽器で演奏されますが、それは鉄琴でも木琴でも、どんな楽器でもよいそうです。また、ピアノ等のふつうの鍵盤楽器で演奏してもよいそうです。
 
 武満の友人のノーベル賞作家、大江健三郎の短編小説「頭のいい雨の木(レイン・ツリー)」に触発されて作曲されました。
 
 ポツン、ポツンと指先ほどの木の葉にびっしりと蓄えられた夜の驟雨が、翌日の昼頃まで滴る様子が、みごとに音楽化されています。不規則に変化する硬質な音がなんとも幻想的です。まるで宇宙空間の星々のようであり、暗闇に光る宝石のようでもあります。しかし、やはりこれは水の流れる音でもあるのです。
 

    ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 武満徹(1930−1996)
曲名  雨の樹
マイナー度★★★★
難易度★★★★
ファンタジー度★★★★
聴かなきゃ損度★★★★

 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です! 


ファンタジーなクラシック34

 さてファンクラ34は「日記」に関するものです。日記は、映画公開も待ち遠しい第2巻の重要なファクターとなっています。
 
 クラシックにくわしい方はご存じあるかもしれませんが、フルトヴェングラーという有名な指揮者がおりまして、カラヤンの前のベルリンフィルハーモニーの常任指揮者です。その方が作曲もしていまして、かれの交響曲第3番の、各楽章の副題に自身の日記のタイトルが冠されています。
 
 第1楽章 日記「宿命」
 第2楽章 日記「生への脅迫」
 第3楽章 日記「彼岸」
 第4楽章 日記「闘いは続く」
 
 曲の内容と日記のタイトルとは直接に結びつくものではありませんが、その暗いタイトルが暗示するように、曲もえらい深刻で重々しいものになっています。
 
 というのも、フルトヴェングラーはドイツ人でしたので、他のユダヤ人指揮者・音楽家のように、ナチス政権から亡命しませんでした。戦争により疲弊したドイツ人を純粋に励ますため、かれは演奏会をつづけました。

 ところが、運命とは皮肉なもので、ドイツが戦争に負けると、かれは連合国によってナチス協力者として逮捕され、長く演奏活動を禁じられました。
 その間に書かれたのがこの交響曲第3番です。死ぬまでに完成は間に合わず、3楽章までできあがりましたが、残りは後世の人が補筆完成させました。
 
 難しい曲ですので初心者の方にはお薦めしません。書物で言えばドストエフスキーみたいなもの、かな!?
 
  
      ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886−1954)
曲名  交響曲第3番
マイナー度★★★★★
難易度★★★★★
ファンタジー度★
聴かなきゃ損度★★

 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です!


ファンタジーなクラシック33

 ファンクラ33、牡鹿、ねずみときて、本日はいっきに2匹、ネコと狼と参りましょう。

 猫はクルックシャンクス。

 そして狼は○○○○……。
 
 旧ソ連の作曲家プロコフィエフが、子どもの教育のために作曲し、世界的なヒットとなった交響的物語「ピーターと狼」です。音楽の合間にナレーションが入り、劇ふうに物語を進めます。平易な音楽と分かりやすいストーリーがうけ、ナレーション部分は世界各国の原語に訳されて、楽しまれています。(ハリーのようです)

 スートリーは、勇敢で明るいピーター少年が、小鳥やネコと協力して、森からやってきた狼をとらえ、動物園に送るというものです。
 いろいろな楽器に役割が与えられ、子どもが自然に楽器の特徴をキャラクターと関連づけて覚えられるようになっています。メロディー(テーマ)もきまっており、その音楽が鳴ると、たとえナレーターが黙っていても、そのキャラが登場しているという仕組みです。

 小鳥はフルート。
 アヒルはオーボエ。
 おじいさんはファゴット。
 ネコはクラリネット。
 狼は3本のホルン。
 猟師の撃つ鉄砲はティンパニ。
 そしてピーターは弦楽合奏。
 
 日本語のナレーションでは若き日の黒柳徹子や、坂本九のものがあるようです。わたしのCDはトットちゃん時代の黒柳徹子です。(1967年録音)

 他、小沢征爾の指揮&ナレーターのものもあります。

 最新盤では、英語版でシャロン・ストーンのものがあります。

 高名な音楽ですので、大きなCD屋さんでは入手できると思います。
 
 簡単な音楽なのにじっさいに演奏すると難しいです。作曲者の腕がそれだけよいということです。
 
  
   ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 セルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953)
曲名  交響的物語「ピーターと狼」
マイナー度★★★
難易度★
ファンタジー度★★★★
聴かなきゃ損度★★★★

 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です!


ファンタジーなクラシック32

 みなさまこんにちは、ファンクラ32はハリーの原典より、こんどはねずみが登場するクラシックです。ねずみ。そうスキャバーズです。
 
 それは、ファンクラ3に続いて、チャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」より第6曲「客の退場、夜」第7曲「戦闘」の音楽をご紹介します。
 
 これは組曲には含まれていないもので、コアな秘曲となっています。全曲盤か、ハイライト盤のCDでお楽しみいただけるでしょう。

 クリスマスパーティーが終わり、人々が寝静まったころ、人形をとりに居間へ戻った主人公のクララがそのあまりの不気味な雰囲気に驚いていると、柱時計のフクロウ(グロッケンシュピールという楽器で表されます)が夜中の12時を告げます。すると、どこからともなく二十日ネズミの軍団があらわれ、クリスマスツリーのもみの木が、魔法がかかったようにグングンと巨大になります。

 そしてネズミがお菓子の国の兵隊と戦いをはじめます。やがて、くるみ割り人形の王子と、二十日ネズミの王様の一騎討ちになります。勝負は互角ですが、王子が不利になります。

 そこへ、その様子を陰から見ていたクララがネズミの王様にスリッパを投げつけ、勝負は逆転、王子が勝ち、ネズミたちは逃げ去ります。

 お礼に、王子がクララをお菓子の国に招待し……と、話は続きますが、その場面の音楽です。
 
 圧巻なのは、もみの木がどんどん巨大化するところでしょう。

 (第6曲の最後のほう)

 チャイコフスキーは半音づつ音が上がって行く旋律(半音階進行といいます)を使い、ゆっくりとそしてクレシェンドで音量もしだいに大きくなり、楽器の数も順に増えて、とても上手に表現しています。さすがの手法です。

 その後の戦闘も、ネズミとオモチャの戦いですからコミカルです。
 
 2曲あわせて10分ぐらいのシーンです。
 

   ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 ピョートル・チャイコフスキー(1840−1893)
曲名  バレエ音楽「くるみ割り人形」より
    第6曲 客の退場、夜
    第7曲 戦闘
マイナー度★★★★
難易度★
ファンタジー度★★★★★
聴かなきゃ損度★★★★

 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です!


ファンタジーなクラシック31

 えー、本日いきつけの本屋で4巻を予約してきました。店の人が「4巻っていっても2冊なんですよね」と笑ってました。

 「すごいですよね」と答えておきました。
 
 ファンクラ31は、ちょいとここらで原典にかえって「牡鹿」に関するクラシックです。そう、プロングスです。
 
 ハンガリー出身のバルトークがルーマニアの民話に基づいて作曲した「カンタータ・プロファーナ〜9匹の不思議な牡鹿」という音楽があります。
 
 カンタータとは、合唱・独唱とオーケストラによって奏でられる大規模な演奏会用の音楽のことで、歌詞によってはストーリーがあることもあります。
 
 このカンタータ・プロファーナは、少し悲しい物語です。
 概略です。
 
 むかし、森に狩人がいて、鹿をとっていました。狩人には9人の立派な息子がいて、みな狩人になりました。あるとき、9人の息子が森で鹿をとっていると、森の奥にきれいな橋があらわれました。その橋の向こうに美しい牡鹿がいて、息子たちは鹿を追って橋を渡りました。すると、不思議なことに魔法がかかって、9人の息子たちは9匹の牡鹿になってしまいました。
 
 狩人は、あまりに息子たちの帰りが遅いので探しにゆきました。そして美しい橋を渡ったところに大きな牡鹿がいたので、ライフルを向けました。とたん、牡鹿が口をききました。

 「お父さん、私を撃たないで下さい。私はお父さんのお気に入りの一番上の息子です。私を撃つならば、私はお父さんを角で突き、引き裂いて殺し、谷間に投げ込まなくてはなりません」

 「なんということだ、おまえたち、なんという姿だ。帰って来い。母さんが寂しがっている。家には明かりが灯っている。ワインもある。暖炉もある。食事もある。だから、帰って来い」

 「いいえ、帰りません。お父さん。わたしの細い脚はもう暖炉の前に座れない。わたしの口はもうグラスからワインをのめない。冷たい泉からでしか水をのめないのです。そして、私のこの大きな角が、家の入り口に入るのを妨げる。お父さん、あなただけが帰ってください……」
 
 狩人は、息子たちがまったくの別人になってしまい、もう二度と元に戻らないと悟り、悲しみながら森を後にしました……。

 
 人間と自然との間にある不思議な橋……お互いはけして相いれないのではないか、という比喩がこめられているとも、この不思議な鹿は、ナチスより亡命し、故国へ帰るに帰れない作曲者自身を表しているともいわれています。

 ちなみに歌詞はマジャール語となっております。

 
         ☆ ∽§∽ ☆


 DATA

作曲者 ベラ・バルトーク(1881−1945)
曲名  カンタータ・プロファーナ〜9匹の不思議な牡鹿
マイナー度★★★★★
難易度★★★
ファンタジー度★★★★★
聴かなきゃ損度★★★★
 
 まこと音楽とは、何ものにも勝る魔法です!






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