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 急ごしらえのためか、パンフレットといっても、紙キレだったのが、なんとも武満の急な死を象徴していて悲しかった。

 チラシが折れているのは、最初から3ツ折りで配られていたからです。
 ちなみに実際の演奏会では、プログラムとは逆に、乱 ドリームタイム ノヴェンバー 海へII そして弦レクと武満をさかのぼり、最後はフルートソロのエア(遺作)を演奏して、拍手ナシで、しめやかに解散となりました。

 岩城は札響で70年代に武満徹のみの定期演奏会とかして、札響をつぶす気か、と怒られたものだそうです。
 武満も札響の澄んだ音をとても気に入っており、それが乱のサントラ録音につながった。

 その縁での、この追悼演奏会だったそうです。


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