六方剣撃 ソーデリアン〜黒き血脈〜  
 

 2003年ころ、とある編集サイドから、「九鬼さんの小説は、悪くはないが、設定とかストーリーが大きすぎて規定枚数内に納まっていない嫌いがある。1回、そういうのを気にせずに、書けるだけ書いてみたらどうですか」 と、評され、奮起し、それまでに既に書いていた2本の小説を合体させる形で3年をかけて20×20換算で1300枚を書いたら、

 「長すぎる」 と一蹴されましたwww

 その後、さすがに反省し1000枚程度に納めはしましたが(第2稿)、以後、どこの出版社も、悪くないが量が多すぎるとして買ってくれません(爆) 

 まあー、そのー 「悪くない」 ってのも、たいへん微妙な表現なんですが(笑) 

 また、規程枚数の無い某賞では3次落ち。その後、応募者全員に評価のくれる某賞では「説明だらけでハナシがわからん」(意訳)ということで、もう出すところも無いし、これはこれとしてストックしていつかプロットを他のお話に活かせたらと思います。

 というわけで自分の中でも最長編ですが、気合の入った方はどうぞ読んでみてください。



 六方剣撃 ソーデリアン〜黒き血脈〜第1章 「ハンテール・フローティア」

 六方剣撃 ソーデリアン〜黒き血脈〜第2章 「白銀の鷲の騎士」

 六方剣撃 ソーデリアン〜黒き血脈〜第3章 「暗黒の稲妻」


 Webで読みやすいように改行部を1行空白にしています。

 辺境で一族が死に絶え、唯一残った家伝の黒い剣を手に放浪の果てたどり着いた魔都カルパスで魔物退治を生業とし、懸命に生きようとするフローティアの物語。彼女をとりまく状況が、その黒き血液の宿命で刻々と変わってゆきます。

 薄幸の(?)ヒロイン、フローティアの生きざまと戦いをお楽しみ下さい。

 ちなみに六方剣撃は 「ろっぽうけんげき」 です。




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